フランスからグローバリゼーションとオルタナティブを考える新しいフランス学
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木村拓哉、カンヌ映画祭で見せた存在感―渾身の力作『無限の住人』を徹底分析―

2017年5月18日(現地時間)、三池崇史の最新作『無限の住人』がカンヌ国際映画祭で上演され、二千人を超える観客から絶賛を浴びた。他方、日本では爆笑問題の太田光が「(キムタクは)まるで萬屋錦之介か勝新太郎のようだ」とつぶやいたのが最良の批評であり、

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オリヴィエ・アサイヤス監督『パーソナル・ショッパー』~5月12日から公開

パーソナル・ショッパーは公に認知された仕事ではない。服を買う暇がないほど忙しいセレブの代わりに服を買い付けるプライベートな仕事だ。パトロンには自分のセンスを買われたわけだが、公に評価されるわけではない。

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Hear My Voice —フランスのガール・ラッパーが発信する思い

次のフランス大統領が決まる日まであとわずかとなりました。日本でもそれなりの報道はありますが、特定の大統領候補を支持する人々の熱狂は聞けても選挙運動の外にいる普通の人々が何を思っているかまでは拾いきれていように感じます。

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仏大統領選2017:自由貿易は悪なのか?

まずは、こちらの記事をご覧ください。先日23日に行われたフランス大統領選で、マクロン氏とルペン氏が決選投票に進むことになりました。EUを離脱するか否か、移民問題をどうするかなど争点はいくつもありますが、今回は経済問題とりわけ「自由貿易」とはいったいどういうものなのかを簡単に整理してみたいと思います。

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“April in Paris” Count Basie and His Orhestra (1956)

いよいよ4月。この月にふさわしい一曲を、と選んだのがジャズの大定番。数多くのバージョンがありますが、ビッグバンド・ジャズの大御所、カウント・ベイシーのものが一番だと勝手に思っています。

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ヴィクトル・ユーゴーのガーンジー島の館が大改修の必要に迫られている

ハリウッド映画『レ・ミゼラブル』の大ヒットのおかげで、フランス北部の街モントルイユ・シュル・メール(Montreuil-sur-Mer)のホテルに宿泊客が2013年早々殺到しました。フランス人作家ヴィクトル・ユーゴー(Victor Hugo)の同タイトルの原作小説(1862年作)において、この街は、悲劇のヒロイン・ファンティーヌの故郷であり、

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フランス語を学ぶ人のためのFBNナビ2017

フランス語を学ぶ学生さんたちのためにナビゲーション記事をアップしました。フランス語に関する情報、おすすめの辞書や参考書、最後に、フランス語を始める人たちへのアドバイスになるような記事や、アンケートで学生さんたちに人気のあった記事をピックアップしました。フランスやフランス語を通して何が学べるのかを、記事を読んで参考にしてみてください。

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ムートンさんのリアルなマンガ体験

一緒に『日本人が知りたいフランス人の当たり前』を書いた沖縄在住のジスラン・ムートンさんに日本のアニメ・マンガ体験を語っていただきました。ムートンさんはフランス北部、リールの出身で、中学生のときに日本のマンガに目覚め、日本語と日本文化を極めるためにリール大学の日本学科に登録(今年の4月からはフランス名誉領事に就任!)。その経緯を詳しくお聞きしました。

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古楽器演奏の開拓者 ―指揮者アーノンクールがいた時代―

昨年3月、指揮者のニコラウス・アーノンクール(1929—2016)が亡くなったと聞いた際、古楽器やバロック音楽に関心を持つ人々は、一つの時代が終焉したという感慨を抱いたのではないか。実際、アーノンクールはまさにクラシック音楽の領域において古楽器による演奏を導入し、発展させたパイオニアであった。

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対照的な二人の演劇人が逝く―蜷川幸雄(1935-2016)と佐伯隆幸(1941—2017)―

2016年から2017年にかけて、全く対照的な二人の演劇人がこの世を去った。蜷川幸雄と佐伯隆幸である。一方は日本を代表する演出家。晩年に至るまで続いたその派手な活動ぶりと多くの若い俳優たちに与えた影響を知らぬ者はいまい。

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上映中!「モン・ロワ~愛を巡るそれぞれの理由」

スキーでスピードを出し過ぎて転倒し、負傷した女性弁護士トニー(エマニュエル・ベルコ)が、リハビリに励みながら、愛したジョルジオ(ヴァンサン・カッセル)との過去について振り返る。トニーは治療の最初にカウンセリングも受け、見透かされるように、けがをしたときの心理状態について尋ねられる。ひざにまつわる言葉遊び。

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『沈黙』の映画化は成功したか?―スコセッシが描く遠藤周作の世界―

マーティン・スコセッシと言えば、初期には『タクシー・ドライバー』(1976)や『レイジング・ブル』(1980)といった斬新な作品でハリウッドの話題を独占し、その後も『カジノ』(1995)や『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)といった大作を連発し、近年では『ディパーテッド』(2006)で遂にアカデミー監督賞を受賞、コッポラやスピルバーグと並ぶアメリカを代表する映画監督の地位を確立したとされている。

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稀代の名優、渡瀬恒彦を追悼する―『時代屋の女房』から『ちりとてちん』まで―

2017年3月14日に渡瀬恒彦が亡くなったというニュースは多くの映画ファン、TVドラマファンを驚愕させたことだろう。そう、渡瀬はこの映画とTVという二つの媒体において、伝説とも言える傑作の数々を生みだした数少ない俳優の一人である。

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Nothing Can Stop Us フランス大統領候補エマニュエル・マクロンとそのパートナーの20年

ふた昔前に、TVのお昼の洋画劇場で見たフランス映画。5月革命の最中、シングルマザーのリセの教師が受け持ちのクラスの生徒と本気の恋に落ちてしまう。教え子達からは祝福されるも世間はやはり二人に冷たく、教師は情欲に溺れた悪女と犯罪者扱いされ、最後には死に別れるというお話でした。

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エゴン・シーレ 死と乙女

画家を扱った映画例えばゴッホにせよ、モディリアーニにせよ、貧しくて絵が売れなくてーというなんというか暗いところが嫌だったのだけれど、これはその貧乏くささがない。

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2016年フランスのベストアルバム(ふつごぽん個人選出)

2016年は前半にバンジャマン・ビオレ、クリストフ、カトリーヌなどの充実した新作が発表され、後半はヴァンサン・ドレルムが素晴らしい新作を出してくれました。ここではこれらの有名ミュージシャン以外の作品から今年度のベストアルバムを選んでみたいと思います。

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2016年のベスト映画 (+音楽)

恒例の年末企画、2016年のベスト映画です。今年は管理人が忙しく映画のみの企画となりました。あえて今年の音楽を選びたいという選者には最後にひと言コメントしてもらいました。フランス映画を中心に選んでいますが、今年はアニメ映画を中心に日本映画も盛り上がりました。

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ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~

パリ・オペラ座バレエは言わずと知れた世界屈指のバレエ・カンパニーであり,この芸術のプロフェッショナル集団から繰り出される舞踊,音楽,舞台芸術は,劇場を訪れた,また映像を目にした者の心をとらえて離さない。

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今月の2曲 クリスマスソング編

いい曲だと思うけどジョンもポールもダニーももう結構、もうたくさん!、と思っているみなさん―街で流れていないクリスマスソングを紹介します。

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意外と知らないフランス人の当たり前7つ

『フランス人は10着しか服を持たない』以降、フランスブームが続いているようです。でも、フランス人がおしゃれだとかスリムだとかいつもワインを飲んでいるだとか、それは本当のフランス人像なのでしょうか?

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『日本人が知りたいフランス人の当たり前』発売記念トークイベント

日仏2か国語でフランスがわかる本『日本人が知りたいフランス人の当たり前』(三修社)の発売を記念して著者(釣 馨 & ジスラン・ムートン)によるトークイベントを開催します。