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Category / 政治・経済

『お父さん、フランス外人部隊に入隊します』(1)

『お父さん、フランス外人部隊に入隊します』は、地方の国立大学を中退し、「就職も決まったので、卒業旅行でアメリカに行く」と身内に告げたまま、フランスに渡り、そのままフランス外人部隊に志願した日本の若者、森本雄一郎のドキュメンタリーである。本の...
2013/Sep/05 / category: 本・文学政治・経済

「フランスの大学で英語解禁」は誰のためなのか

フランス政府が、高等教育機関でのフランス語の使用義務を緩和し、英語による授業を事実上解禁する法案制定に乗り出した。フランスでは1994年の「トゥーボン法 loi Toubon」=「仏語使用法」で、国内で開かれる国際会議や放送、広告など公共の...
2013/Aug/27 / category: 政治・経済教育

フランスの同性婚をめぐる攻防、そしてアンジェリーナ・ジョリーが象徴するもの

2013年に入ってから堰を切ったかのように各国で同性間の結婚を合法とする法案が可決されている。4月10日にウルグアイで「結婚平等法案」が可決、4月17日にはニュージーランドで同性間結婚を認める法改正案が可決された。それがちょうど今月発効され...
2013/Aug/20 / category: ライフスタイル政治・経済

フランスの大学入試=バカロレア始まる:この哲学の問題、解けますか?

今週からフランスでバカロレア (baccalauréat =BAC) が始まった。大学入学資格を得るための全国統一国家試験のことだ。これを取得することで原則どの大学にも入学することができる。初日の哲学の試験は、どんな問題が出題されたかテレビ...
2013/Jun/22 / category: 政治・経済

グローバル展開する MUJI とユニクロ

1990年代後半のある日、サンシュルピス教会の裏通りを歩いていた時に開店したばかりの MUJI (無印良品)の店に出くわしたことがある。ちょっと興奮してお店に入り、無意味に買い物をしてしまった。無印良品は70年代後半の大量消費社会の真っただ...

地域社会の持続とグローバル人材をつなぐもの

「グローバル人材」というと、どういうイメージを持つでしょうか。英語を使いこなし、一流の多国籍企業に勤めて、海外のビジネスマンと対等に渡り合う人でしょうか。4月13日に京都大学で行われた「真のグローバル人材育成を目指して」というシンポジウムに...
2013/Jun/06 / category: 政治・経済

フランスで英語の講義を受ける日

フランスの国民議会が大学での英語での授業拡大を認める法案を可決した。それまでフランスにおける教育はフランス語でなければならないという規定があったのだが、それを緩和しようというものだ。教育大臣の名前を取って通称Fioraso法と呼ばれる今回の...
2013/Jun/03 / category: 政治・経済

フランスにもイジメが存在する!? アンドシーヌの「カレッジ・ボーイ」が暴く現実

恐怖は徐々に高まっていく。最初は授業中に少年に紙くずを投げていたのが、最後は少年をキリストのように十字架に磔にする。子供たちはスマートフォンでそれを撮影し、大人たちは目隠しをしている。フランスのバンド、アンドシーヌ Indochine の最...
2013/Jun/01 / category: 音楽政治・経済

ネットで話題の『ノマドと社畜』を読む

日本でのノマド議論の火付け役のひとつに佐々木俊尚さんの『仕事するのにオフィスはいらない―ノマドワーキングのすすめ』が挙げられる。佐々木さんが「ノマド批判」に応えたインタビューで、最初に「カフェなどで仕事やミーティングや商談をする機会が増え、...
2013/May/05 / category: 本・文学政治・経済

『ローマ法王に米を食べさせた男』―世界と日本の地方が直接つながる

高野誠鮮氏は、石川県羽咋市神子原村で「限界集落」の活性化と農作物のブランド化にチャレンジした、スーパー公務員である。通常、前例を踏襲し、上から言われたことだけやっていれば年功序列式に定年まで地位と給料が上がっていく公務員の世界では、経営的な...
2013/Apr/13 / category: 本・文学政治・経済

ガス・ヴァン・サント『約束の土地』とフランスのシェールガス

ガス・ヴァン・サントの新しい映画『約束の土地 Promised Land 』は石油会社と、自分たちの土地にあるシェールガス (英 shale gas 仏 gaz de schiste) の開発を拒否するペンシルベニアの農民たちの対立を描いて...
2013/Mar/24 / category: 映画政治・経済

原発と空き家、または終りの思考

もうすぐ東日本大震災から2年が経つ。ということは、福島第一原発事故から2年ということでもある。事故はまだ事後処理中で、放射能汚染は続いている。とくに溜まり続ける汚染水の行き場がないのが心配だ。貯水タンクはもうすぐ満杯で、もはや新設する場所も...
2013/Mar/09 / category: ライフスタイル政治・経済

日本は意思決定システムを構築するのが苦手?――『昭和16年夏の敗戦』猪瀬直樹著

ちょっと古い本になります。先日東京都知事に選ばれた猪瀬直樹さんの著作です。詳しい事情はよくわからないんですが、昨年夏ごろに猪瀬さん自身がツウィートして注目をふたたび集めたらしく(たしか何年か前にも石破茂現自民党幹事長を通じて話題になったはず...
2013/Jan/09 / category: 本・文学政治・経済

FRENCH BLOOM NET 年末企画(4) 2012年の注目ニュース

2012年も残すところあと数日となりました。FRENCH BLOOM NET の年末企画の最後は2012年の重大ニュースです。Jardin(@mkyabee)さんが世界のニュースからバランスよく、cyberbloom はフランスのニュースか...
2012/Dec/28 / category: 政治・経済

『フランス、幸せのメソッド』 セドリック・クラピッシュ監督

『フランス、幸せのメソッド』という邦題がつけられ、『プリティ・ウーマン』的なオシャレな玉の輿映画をイメージさせたいようだが、そういう類の映画では全くない。原題は的確に映画の内容を表している。”Ma part du gâteau” (私のパイ...
2012/Dec/10 / category: 映画政治・経済

『宮台教授の就活原論』

小4の息子の周囲ではすでに「お受験」に向けて塾通いを始める友だちがぽつぽつ出始めている。友だちのT君は電車で20分かかる遠くの塾まで通い、帰宅は午後10時を過ぎるのだという。中学受験は「いい学校、いい企業、いい人生」の重要な関門である。しか...
2012/Nov/26 / category: 本・文学政治・経済

大野更紗著 『困ってるひと』:「これが、苦しむ、ってことか」

大野更紗氏、上智大学の学部生の時代からビルマの難民の方々のお世話に奮闘し、晴れて(?)院生となりタイでのフィールドワークに打ち込もうとした矢先、病名も治療方法もわからぬ難病に倒れ、思いもかけず自分がお世話される側に。今まで何気なく出来ていた...
2012/Oct/14 / category: 本・文学政治・経済

北原みのり 『毒婦。木嶋佳苗100日裁判傍聴記』

2009年秋「婚活サギ女」「練炭女」「平成の毒婦」などの言葉と共に、センセーショナルに報道された殺人事件。この事件は「男を食い物にした女の事件」として「常識」ある人々を震撼させたが、この事件に当初から違和感を感じた人は多かったのではないだろ...
2012/Sep/27 / category: 本・文学政治・経済
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