フランスからグローバリゼーションとオルタナティブを考える新しいフランス学

カーラのトップ20

posted by
雑誌『ヴォーグ・パリ』のカーラ・ブルーニ特集で、カーラの iPod に入っているお気に入りの20曲が紹介されていました。 *The Crash Should I Stay or Should I Go *Bessie Smith Nobody Knows when you’re Down and Out *The Rolling Stones Beast of Burden *The Beatles I will *Lou Doillon I.C.U. *Georges Brassens La Cane de Jeanne *Barbara Mon enfance *Serge Gainsbourg Je suis venu te dire que je m’en vais *Jimi Hendrix Foxy Lady *Christophe Les Marionettes *Marianne Faithfull The Ballad of Lucy Jordan *Antonio Carlos Jobin and Elis Regina Aguas de Março *Lucio Dalla Cosa sara *Lucio Battisti Il mio canto libero *Leonard Cohen Hallelujah *Bob Dylan Don’t think twice (It’s all right) *David Bowie Five Years *Lou Reed A Perfect Day *Jeff Buckley Lilac Wine *Colette Renard Les Nuits d’une Demoiselle Little French Songs国境を超え新旧取り混ぜた選曲(元彼のバンドの曲も混じっているのはご愛嬌?)。一見まとまりがなさそうですが、曲のトーンはそれなりにまとまっていて、カーラ・ブルーニという大人の女性が見えてきます。歌われる言葉にもこだわりがあるところなど、ソングライターらしいですね。 とりわけカーラらしいと思う1曲は、コレット・ルナールの昔のシャンソン。コレット・ルナールは、ビリー・ワイルダーの映画『あなただけ今晩は』の元になったフランス産ミュージカルで、主役の街の女イルマを演じていた人。 音だけ聴くと、コケティッシュな声が可憐に歌うなんともムーディなジャズ風味の曲、程度の印象しか受けないのですが、フランス人にとっては・・”Ooh, la la!” な歌なのです。どういうところがそうかというと・・・日本で紹介された彼女のアルバムのタイトルが『仏蘭西春歌集』というところからわかっていただけるかと思います。ゲンズブール作の『アニーとボンボン』の路線ですね。「乙女の夜のお楽しみ」を手を変え品を変え隠喩をつくしてかわいらしく(!)歌ってみせた上で、「平たく言うと“アレ”のことよ!」とぶっチャけて終わり。こういう曲がウケるというのも、フランスのお国柄なのかなあと思います。ゲンズブールの曲は何も知らないフランス・ギャルに仕掛けた趣味の悪いイタズラでしたが、この曲はルナール自身のペンによるものですから、あっぱれですよね。 カーラはこの曲を相当気に入っているらしく、雑誌『マダム・フィガロ』のインタビューでも取り上げて「あけすけなんだけれど、ほんとうまいこと歌にしてるわよね」とコメントしています。この曲をiPodで聴きながら鼻歌しているのかと思うと、彼女の潔いまでのオープンさが伝わってきます。華麗な男性遍歴で知られるカーラですが、美貌もさることながら、こんなところも各界のいい男達を魅了したのかもしれませんね。 聴いてみたい方はこちらでどうぞ。歌うルナール嬢の表情から、歌詞のニュアンスが伝わります。もっとハードな歌詞のヴァージョンもあるそうで。 youtu.be/umTyy3M8F6c もう一曲、リストに含まれている甘酸っぱいフレンチ・ポップスもどうぞ。 youtu.be/Za0Zvux3EX0  
Little French Songs
Little French Songs
posted with amazlet at 13.03.04
Carla Bruni
Umgd/Verve (2013-04-16)
GOYAAKOD@ファッション通信NY-PAIRS 人気ブログランキングへ ↑クリックお願いします

posted by

人気ブログランキングへ

FBN-banner01 FRENCH20BLOOM20STORE-thumbnail2

GOYAAKOD=Get Off Your Ass And Knock On Doors.

大阪市内のオフィスで働く勤め人。アメリカの雑誌を読むのが趣味。 門外漢の気楽な立場から、フランスやフランス文化について見知った事、思うことなどをお届けします。