原題の Sage femme は「助産婦」の意味だが、邦題は『ルージュの手紙』である。ダブル・カトリーヌ主演なのに「助産...
2017/Dec/05 /
category: 映画
近年、映画業界ではフランス系カナダ人が熱い。その筆頭とも言うべきドゥニ・ヴィルヌーヴが、SF映画の金字塔として名高い『ブ...
2017/Nov/27 /
category: 映画
実在の人物を描いた劇映画は、大なり小なりヒーロー、ヒロインの映画になる。映画のおもしろさは、ヒーロー、ヒロインの側へ観客...
2017/Nov/13 /
category: 映画
映画が誕生してすでに120年。映画技術はますます発達する一方、上映技術も3D、4D、IMAXなどますます多種多様化してい...
2017/Nov/06 /
category: 映画
突然飛び込んできたニュースに目を疑った。ハーヴェイ・ワインスタインといえば、押しも押されぬハリウッドの大プロデューサー。...
2017/Oct/26 /
category: 映画
ミレイユ・ダルクといえば、キャリアの最盛期だった60年代の頃のポートレートが浮かぶ。きゃしゃですらりとしたスタイル、時折...
2017/Oct/08 /
category: 映画
しかしバーホーヴェンは巨匠なんだろうか。
なぜか巨匠の名を聞くとわたしの頭には「中二」の二文字が必ず浮かんでくるのだが。
確かに「氷の微笑」は良かった。しかし、あれは主役を演じたシャロン・ストーンの妖気漂う美貌とその裏の冷たい知性があってこ...
2017/Sep/19 /
category: 映画
ある老いたハリウッド・スターが晩年こう言ったそうだ。「私にはもう、宝石と思い出しか残されていない。」
フランスが誇る銀幕...
2017/Sep/12 /
category: 映画
8月26日、神戸の元町映画館に坂本欣弘監督を迎えて『真白の恋』のトークイベントを開催した。今回はフランス映画ではなく、富...
2017/Sep/07 /
category: 映画
かつてはジャック・ドゥミと言えば『シェルブールの雨傘』、アニエス・ヴァルダと言えば『冬の旅』だった。確かにそれでも間違い...
2017/Jul/17 /
category: 映画
フランス映画祭が今年も6月22日から25日まで開催された。この映画祭も2017年で25回目を迎えたという。当初、この映画祭は横浜を会場として始まり、その地で10年ほど安定して続いて来た。その後、諸々の理由から2000年代に有楽町周辺に開催場...
2017/Jun/28 /
category: 映画
伝記映画をつい見てしまうのはどうしてだろう。絵になる逸話がつまっている、取り上げられた人物がすこぶる魅力的、等あるけれど...
2017/Jun/26 /
category: 映画
2017年5月18日(現地時間)、三池崇史の最新作『無限の住人』がカンヌ国際映画祭で上演され、二千人を超える観客から絶賛を浴びた。他方、日本では爆笑問題の太田光が「(キムタクは)まるで萬屋錦之介か勝新太郎のようだ」とつぶやいたのが最良の批評...
2017/May/21 /
category: 映画
パーソナル・ショッパーは公に認知された仕事ではない。服を買う暇がないほど忙しいセレブの代わりに服を買い付けるプライベート...
2017/May/14 /
category: 映画
スキーでスピードを出し過ぎて転倒し、負傷した女性弁護士トニー(エマニュエル・ベルコ)が、リハビリに励みながら、愛したジョ...
2017/Mar/24 /
category: 映画
マーティン・スコセッシと言えば、初期には『タクシー・ドライバー』(1976)や『レイジング・ブル』(1980)といった斬...
2017/Mar/21 /
category: 映画
2017年3月14日に渡瀬恒彦が亡くなったというニュースは多くの映画ファン、TVドラマファンを驚愕させたことだろう。そう...
2017/Mar/17 /
category: 映画
画家を扱った映画例えばゴッホにせよ、モディリアーニにせよ、貧しくて絵が売れなくてーというなんというか暗いところが嫌だったのだけれど、これはその貧乏くささがない。 (さらに…)
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2017/Feb/15 /
category: 映画