フランスからグローバリゼーションとオルタナティブを考える新しいフランス学

夏休み企画 ― Été (夏) と youtube に入力してみた。

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気まぐれから、youtubeでガちゃポンしてみました。出てきた数多の曲のリストからチョイスしたのはこの3曲。

Julian Doré “L’été summer “ 2011

フランスでは女子に大人気の「ニクいあんちくショウ」、今年5月には来日公演も果たしたSSWジュリアン・ドレの2枚目のアルバムに収録。タイトルからして「夏サマー」とふざけてます。爽やかさの欠片もない、じりじり感を煽るような曲調。そもそもスカッとしてないジュリアンの声のダルさとも相まってこの暑いのに「もー!!」という仕上がりなのですが、一度聞けばクセになってついリピートしてしまう不思議な一曲。せっかくの野外を無駄づかいしているかのような不思議なPVでお楽しみください。

ちなみに彼は、19世紀フランスを代表する画家、ギュスターヴ・ドレと親戚関係にあります。

Nous Non Plus Ýe-Ýe C’est l’éte

ベタなタイトル…、とクリックしてみたら、外国人のフランス音楽好きが「これぞフレンチポップス」と思うエレメントを全部揃えてぶち込んでみたような音作り。だから、実に快適!調べてみたらこの曲、やはり非フランス産。アメリカの嘘っこフレンチ・インディーバンドによるものでした。メンバーの「ステージネーム」が Celine Dijon だったり、おふざけの要素が濃厚。しかし、音そのものは「好き」に今っぽさがほどよくミックスされなかなかです。ヨーロッパの音にありがちな湿り気が取り除かれて、クリスピーなのもアメリカ製だからでしょうか?

La Chanson d’un jour d’été 映画『ロシュフォールの恋人達』より

フランスのポピュラー音楽を代表するミシェル・ルグラン御大の作品から選びました。フランソワーズとカトリーヌの本当の姉妹が歌い踊るミュージカル映画の一曲。野外のステージで、おそろいの真っ赤なスリット入りドレスに長手袋の二人が掛け合いで歌います(歌の方はやっぱり吹き替えでした)。華麗なメロディ展開と編曲に耳を持って行かれますが、ルグランお得意のジャズ・コーラスの要素も効いています。この世界そのものを愛することができるなら、毎日が美しい夏の一日になるの、と愛の対象をあれこれ並べる掛け合いの部分は、ワルツからスイングへの切り替えとも相まって「歌うジャズ」にもこだわったルグランらしいスリルが味わえます。

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GOYAAKOD=Get Off Your Ass And Knock On Doors.

大阪市内のオフィスで働く勤め人。アメリカの雑誌を読むのが趣味。 門外漢の気楽な立場から、フランスやフランス文化について見知った事、思うことなどをお届けします。