フランスからグローバリゼーションとオルタナティブを考える新しいフランス学

7月の1曲 “Lark” Linda Lewis(1972)

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 音楽評論家 中村とうよう氏の死を三面記事で知らされる事になるとは、思いもよりませんでした。物言いやこだわりから反発を招くことが少なくない方でしたが、音楽の海に漕ぎだしたばかりの青いリスナーの頃には随分とお世話になりました。

 スバラシイ音に対する敬意の気持を忘れないこと。音楽そのものだけでなく音楽の現場や背景を知ることで、見えてくるものがあること。そんな事を教わったように思います。「楽しければそれでいいじゃない」という気持に心底なれない、めんどくさいリスナーになってしまったのも、この方のおかげかもしれません。  大昔に某関西AM局で番組を持っていて気の向くままに選曲されてました。一言多いしゃべりをはさみつつも、終始リラックスムード。お気に入りの古今ヨモヤマの曲をかけて一緒に楽しいひとときを過ごしましょう、という感じでした。お気楽モードの横溢した戦前の歌謡曲や、コワモテになる前の底抜けに明るくゆるい昔のジャマイカの音を教えてくれたのもこの番組でしたっけ。

スポットがあたるずっと前に、キュートなリンダ・ルイスのファースト・アルバムのことを知ったのも、この番組でとうよう氏がかけてくれたから。ちょっとこそばゆい感じで、紹介されてました。意外な一面を見たように思ったものです。オンエアから何年もたって再発されたアルバムは、教えてもらった他の音達と一緒に棚にあります。 聴いてみたい方はこちらでどうぞ。

youtu.be/aobUp_uxi7M

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GOYAAKOD=Get Off Your Ass And Knock On Doors.

大阪市内のオフィスで働く勤め人。アメリカの雑誌を読むのが趣味。 門外漢の気楽な立場から、フランスやフランス文化について見知った事、思うことなどをお届けします。