フランスからグローバリゼーションとオルタナティブを考える新しいフランス学

今月の1曲  “Les Chansons des Vieux Amants” Rachida Brakni 

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フランスの女優さんは、ゲンズブールのおかげか(?)レコードを吹き込んでいる人が結構います。B.B.にカリーナ、ドヌーヴ、ジャンヌ・モローもレコードを出してます。最近ではメラニー・ロランがレコード・デビューしてましたね。フランス伝統の音楽スタイルであるシャンソンがとみに演劇的な音楽であるところも、マイクの前に女優が立つ理由なのかも知れません。

Rachida Brakniそんな伝統に新たに加わったのがラシダ・ブラクニ。アリジェリア系の女優さんです。日本でも公開された『女はみんな生きている』に出ていた人といったら、わかる方も多いのでは。ご主人はフランスが生んだサッカーのスーパースター、エリック・カントナ!(ケン・ローチの映画を見てからタダモノではないなと思ってはいたのですが、こーんなイイ女と暮らしているとは…。ちなみにフランスのファションブランド ”The Kooples” の広告にも、二人仲良く登場しています。)

偶然雑誌で見て彼女の歌を聞いてみたのですが、これがなかなか。女優の余技というレベルを遥かに超えています。ライブ・パフォーマンスも堂に入ったものです。特にいいのが彼女の声。表情の出し方はさすが女優さんと思いますが、麗しいフランス語を心地よく聴かせてくれます。国境をサクッと超えてしまう臭みのない歌い手が支持される昨今、こういうフランスの外では作れないタイプの音楽にぴったりはまるブラクニの声はうれしい限り。今回はオリジナルではなく、ジャック・ブレルのカヴァーを選んでみました。彼女流のクールな解釈がかっこよろし。シンプルだけど雄弁なバックもいいですね。深まる秋にぴったりかと。

こちらで聴くことができます。

youtu.be/J23F31tn4L

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GOYAAKOD=Get Off Your Ass And Knock On Doors.

大阪市内のオフィスで働く勤め人。アメリカの雑誌を読むのが趣味。 門外漢の気楽な立場から、フランスやフランス文化について見知った事、思うことなどをお届けします。