フランスからグローバリゼーションとオルタナティブを考える新しいフランス学

パリでニューヨーカーがオドロイたあれやこれや(そしてその逆も)

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今月、アメリカのウィークリーマガジン『ニューヨーク』のサイトではパリを大々的にフューチャー。他誌より間口を広げた話題を提供しています。中でも賛否両論招きそうなのがパリとニューヨークをアメリカ人とフランス人が訪れた時に感じた「あるある」をテーマにした記事。パリでニューヨーカーが”Oh…”と思った瞬間は…

*赤ん坊や幼児がいるすぐそばで、パパ、ママが煙草をくゆらせている。

禁煙がいきわたっているニューヨークと違い、屋外やカフェでまだまだ紫煙が立ち上っているのはパリらしさの一つなんだろうけど…どんなもんですかね。親が堂々と吸うし、喫煙の害を説いたりすることもないから、子供も年頃になると抵抗なく煙草に手を延ばしてしまうのでは。

*スウェットパンツやフィットネスウェア姿で街をうろついたりしない。(フィットネスウェアを着るのはエクセサイズをするときだけ。)

街を歩けば誰もがきちんとした靴にプレスしたパンツ、スカーフ使いとスクエアな格好をしている。いつもドレスアップしているのって疲れません?。

*おしゃれでリッチな若い世代のパパママでも、人前で平気で子供をしかりつけ、時にはひっぱたいたりする。

アメリカのおしゃれでリッチなパパママは、スーパーで幼い我が子が何か派手なことをしでかしたとしても「そんなことをしてはいけない」と教え諭そうと努力するのに。伝統的なフランス流子育てなのかもしれないけれど。

*知らない人とは話をしようとしない。

コンビニのレジ待ちの列で他愛ない世間話を気楽にするのがニューヨーク流。いつものノリでメトロでうっかり隣の誰かさんに話しかけたら、ぎょっとした顔をしてさっとどこかへいっちゃった。私は私、隣は何をする人ぞ、という態度が徹底しているからか、パリでフランス人の友達を作るのは本当に大変。何でそんなに冷たいの…。

他方、ニューヨークでパリジャン、パリジェンヌが ”Oh-lala!” と思った瞬間は…。

・ぽっちゃりし過ぎ。

他の街のアメリカ人と比べるとずっとスマート、なんて自慢しているけど、そういってるみなさんも肥えてますって。人柄も体型もみんな違ってみんな良い、と主張するのは結構ですが…そもそも、「ねえ、ちょっと太ったんじゃない?」と率直に意見し合えるいい感じの友達関係がないからそうなるのでは?

・あちこちにコーヒーを持ち歩く。

コーヒー・ブレークって、腰をおろして一息入れることでしょ。のべつまくなしに大きなカップでコーヒー啜ってゲンキをチャージするなんて信じられない。グランデサイズもOKなコーヒーカップホルダーがベビーカーにまで装着されているのを見ると、オドロキを通り越して笑っちゃいます。

・友達に話しかけるような態度で、親が子供に話をする。

フランスでは、「昨日のあのテレビ番組、面白かったよね?」なんて、6つやそこらの子供に友達口調で感想を聞いたりしません。

・初対面の時には度を超してフレンドリーに接するけれど、(知り合いになっておかなきゃという人を除き)相手の事をすぐ忘れる。

にこにこフランクにあれこれ質問してくるけれど、仲良くしてくれるかと思いきや、本当に親しくなれることは少ない。お付き合いが成立するのは、お友達になればいいことあるかも、向こうが思う時だけ。あたたかい歓迎とはうって変わったその後の態度に、足下をすくわれたようなとても寂しい気持ちになりました。フランス人は最初はそっけないけれど、付き合いがはじまれば損得抜きで胸襟を開くと思う。

住み始めた当初はお互い眉をひそめあうものの、住めば都。慣れれば気にならなくなる程度のことです、とは「あるある」ネタを持ち寄った両都市のエトランゼのみなさんの弁。おもしろいですね。

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GOYAAKOD=Get Off Your Ass And Knock On Doors.

大阪市内のオフィスで働く勤め人。アメリカの雑誌を読むのが趣味。 門外漢の気楽な立場から、フランスやフランス文化について見知った事、思うことなどをお届けします。